COVID-19やよく知られた狂犬病をはじめ、
近年、国内外で大きな社会問題となった、
新型インフルエンザ、牛海綿状脳症(BSE)、鳥インフルエンザ、エボラ出血熱などの感染症は、
人と動物双方に感染する
「人獣共通感染症」です。
人獣共通感染症が
流行するようになった原因として、
人口増加、森林開発や農地化等の
土地利用の変化、これらに伴う生態系の劣化や
気候変動等によって
人と動物との関係性が変化したことが
挙げられています。
このような事実から、
人と動物の健康と環境の健全性は、
生態系の中で相互に密接につながり、
強く影響し合う一つのもの「ワンヘルス」(OneHealth)であると教えてくれます。
私たち獣医師は健全な社会を守り、
維持し続けるためより多様な場面で
協力し合わなければならないと考えています。
私たちの活動をもっと身近に