


「愛玩動物」「ペット」「家族」「伴侶動物」……。 これまで身近な動物たちをさまざまな言葉で呼んできました。もちろん、どの呼び方にも深い愛情がこもっています。ですが、一つの共通した言葉を分かち合えたら、人と動物の共生という理想は、もっと大きな「ムーブメント」として社会に広がっていくはずです。
そんな想いから誕生したのが、「Thanks Buddy Project(サンクス・バディ・プロジェクト)」です。

「バディ」という共通言語で、社会を変える
このプロジェクトでは、動物たちを敬愛を込めて「バディ(相棒)」と呼びます。 呼び方を一つに揃えること、それは単なる名称の変更にとどまりません。「バディ」という言葉を共有することで、かれらが与えてくれる心身へのポジティブな影響や社会的価値を、誰もが直感的に理解し、感謝を分かち合える土壌を作るための挑戦です。
この取り組みは単なる情緒的なキャンペーンではありません。公益社団法人 日本獣医師会が主体となり、学術的なエビデンスに基づいて「人と動物のより豊かな共生社会」を形にしようとする取り組みです。
「バディがそばにいると健康になれる」という事実を、科学の力で裏付け、社会のインフラとして実装していく。私たち獣医師を含む専門的な知見が、社会を動かす力へと変わっていくことが期待できます。
プロジェクトの根底には、「ワンヘルス(One Health)」の理念があります。人と動物の健康と環境の健全性を一体として捉える「ワンヘルス」の考え方に基づき、「バディ」がいることで生まれる心身へのポジティブな影響や社会的な価値に着目しています。日々の診療でバディの健康を守ることは、その先にいる飼い主さんの笑顔を守り、ひいては社会全体の健やかさを支えることに直結しているともいえます。
「バディ」への感謝が、診察室、公園、街中に溢れ、誰もがその恩恵を実感し豊かさを分かち合える社会。
是非、日々の診療の合間に「Thanks Buddy Project」のサイトをのぞいてみてください。 あなたが今日診察したその「バディ」は、社会をより良く変えていく最高の相棒です。