OGASAWARA 小笠原自然環境保護活動事業

Natural Environment Protection小笠原自然環境保護活動事業について

小笠原諸島は、現地に生息する希少野生鳥獣の保護と自然環境を守るため、平成23年6月、世界自然遺産に登録されました。本会は、引き続き小笠原諸島の自然環境を守るため、次の事業を実施しています。

捕獲されたノネコの保護活動

小笠原諸島固有のアカガシラカラスバトやオガサワラカワラヒワ等の希少在来種の保護を目的に、現地で捕獲・保護された野生化したネコを健康管理の下に飼育馴化して、一般家庭へ譲渡する活動を継続して実施しています。

小笠原諸島現地診療活動

小笠原諸島希少野生動物は、野生化したネコに捕食され、生息数が減少するなど絶滅の危機に直面していました。そこで、小笠原村の要請により、現地のノネコ対策を目的に、飼いネコの適正飼育とマイクロチップ個体登録、不妊化処置を推進するため、動物医療派遣団を現地に派遣し、不適切な繁殖の防止を図るための活動を実施しています。