学校動物飼育対策推進事業を通して、学校飼育動物とのふれあいから命の大切さを学び、情操教育の向上に寄与しています。
また、学校の動物飼育に関する保健衛生指導、学校獣医師の養成活動と制度確立への働きかけ、家畜伝染病予防法に関する知識啓発、学校飼育動物埋葬に関わる事業等の推進に努めています。
公益支部事業として、地域の学校や幼稚園及び保育園への訪問活動等において飼育動物の治療及び飼育指導等を継続しています。
適正な飼育管理とそれに基づく『命の教育』が子供の健全な成長の一環となることを目指す。年3回の開催を予定し、全3回全ての受講により修了証を発行しています。本事業については協賛企業を募り実施しています。
各地会担当者と情報交換すると共に養成講座の質向上を図ることを目的としています。
継続事業として東京都教育委員会の委託を受け、「小学校動物飼育推進校事業」指定校(6校)の動物活用授業開発が適切に行われるよう支援しています。また、指定感染症等の流行に伴う学校閉鎖の際の注意喚起や、学校飼育動物に感染症が発生する等の緊急対策等の普及啓発資料として制作した動画を、インターネット上で獣医師向けに公開し、必要な情報を継続的に提供しています。
学校飼育動物の死亡に際し、担当動物病院で死体検案を行うとともに死因データ等を収集し、必要に応じて関係機関に情報提供を行っています。遺体は本会賛助会員である東京都獣医師会霊園協会の協力を得て適切に埋葬し、児童に生命の尊さを学べる機会を提供しています。
学校動物の衛生管理と検案